ベジスタの食育では、「豊かな食生活」と「健康」の両立をねらいとしています。言い換えると「心の健康」と「カラダの健康」を両立させることです。

 
いつでもどこでも好きなものを好きなだけ食べる、楽しいだけの”豊か”な食生活を続けていては栄養が偏り「カラダの健康」を保つことができず生活習慣病へとつながる原因にもなりかねません。生活習慣病を患ってしまうと、好きなものを自由に食べる「心の健康」さえも奪われてしまう場合もあります。

 

反対に、栄養を意識しすぎて体に良いとされるものを求めるあまり、味や見た目、食べる楽しみを忘れてしまっては「心の健康」を失ってしまいます。

 

つまり「心の健康」と「カラダの健康」はいつも隣り合わせ。
 
子どもたちには、この二つをバランスよく保つための知識や能力を楽しく身につけて、将来、健全な食生活を実現することができる大人へと成長してくれることを願っています。

 

管理栄養士 石賀 安枝