倉吉市内の私立保育園の食育研修会にお邪魔させていただきました。
食育は「食を学ぶ」ことではなく「食で学ぶ」ことだと思っています。
したがって、幼児と接する時間が長い保育士さんたちの存在は、そこで過ごしている子どもたちにとって様々な影響を与えてくれるはず。
食育に対する意識が高い保育士さんたちに、少しでもお力添えできたらという思いで今回のお話しをお受けしました。
食育は やりたい人がやるものでも、興味がわいてから始めるものでもありません。
食生活を営むすべてのひとにおいて、生後数ヶ月の「食べる」という行動が始まったときから、その質の善し悪しにかかわらず、食を学ぶことが始まってます。
時間の都合上、幼児期にやっておくべきことや、何をどう伝えていくのか、といった基本的なお話しが中心になってしまいましたが、園生活のどの場面でも「食」を通じてたくさんのことが学べるのだということをお話しさせていただきました。
(講師:管理栄養士 德重安枝)