埼玉県本庄市。本庄駅周辺ではあちらこちらでご当地キャラクターの「はにぽん」に遭遇します。
市内の遺跡で発掘された「はにわ」と「ほんじょう(本庄)」がその名の由来なのだそうです。
保健センターの方にお訊ねして分かったことなのですが、質問するとこれを即答されたのには驚き。さすが市の職員さん。
さて本題。先日、埼玉県本庄市 本庄保健センターにお邪魔し、食育講演会に登壇させていただきました。
演題は『今聞いておきたい!子どもの五感をはぐくむ食事』、対象者は本庄市内在住の乳幼児期の子どもを持つ保護者の方々。
乳幼児期は、著しく体が成長する時期。
“味覚をダメにする食事” “味覚が育まれないと困ること” など、五感の中でも特に「味覚」について時間をかけてお話しをしました。低年齢からの積み重ねが将来の健康を左右するからです。
このほか、特別な知識が無くても難しく考えなくてもできる「栄養バランスの整え方」について、そのコツについても触れてみました。毎日の夕食が、毎日あたりまえのように栄養バランスが整っている、というのはそれほど難しいことではないんですよね。
また、体のみならず心も著しく成長する乳幼児期。この時期に、五感を育むことを意識しながら「食」とふれあうことで どんなことが期待できるのか、プロ家庭教師名門指導会代表・西村則康さんがPRESIDENT onlineで寄稿されていた『タワマン上層階の子「成績は低迷」の理由』の中でのお言葉を借りながらお話をし、家庭でも簡単にできる食育をご提案。
講演後は熱心にご質問に来られた方も何人かいらっしゃったので、耳を傾けていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本庄市保健センター 健康推進課の皆様には大変お世話になりましたこと、心より御礼申し上げます。
管理栄養士
石賀安枝