変わった人だと思われてはいけないと、他人には話さないようにしていたこと。
それは私が食事で意識しているのは
 
「血管と血液をできるだけ良い状態に保つこと」
「細胞を傷つけないこと」
 
“食べ物の栄養”について勉強しようとしている人、勉強をしてみたけど途中で止めてしまった人によく言われるのが、ひと言「わけわからん」。
 
そうなんです。食べ物に含まれる栄養素は単独では存在しないし、単独行動もしません。だから栄養学は複雑で「わけわからん」のです。
だけどせっかく興味を持ったのに投げ出してしまうのはもったいない!
なぜ栄養(学)に興味を持ったのか、その理由は人それぞれですが、病気を治すことが目的ではなく、健康だけれども・・・美肌のための栄養を知りたい、スポーツをする人のための栄養を知りたい、生活習慣病予防のための栄養を知りたい、こんな方々がたどり着く情報はだいたい同じ。
そんな方々の参考になるのでは?と思い、書いてみることにしました。
 
話はもどりますが、私が食事で意識しているのは
「血管と血液をできるだけ良い状態に保つこと」
「細胞を傷つけないこと」
 
目的は、肌の健康を維持したいから。
と、やや余裕ありげに表現してみましたが、正直に言うと「見た目が老けてしまうのが怖いから。」。
そして、体の中に入ってきた病原菌やウイルスが細胞の中に侵入しないようにして健康を維持するため。
子育て中は、1日寝込むだけでも家の中が大変なことになってしまうので、健康第一なのです。
 
そのために実行しているのは、外食・中食・冷凍食品・インスタント食品などをできるだけ控える、といったものでは決してなく(むしろ定期的に助けてもらってます)、何をメインに食べようと、野菜を毎日しっかり食べること。
我が家では、メインのおかずをスーパーのお総菜に頼ることがあっても生野菜と温野菜の料理は必ず作って夕食に取り入れるようにしています。
 
その理由は、
生野菜からはカリウムとビタミンCを、
温野菜からはビタミンA、Eを、
また「生」「温」に関わらず、野菜に含まれる色素成分と大量の食物繊維
摂取するため。
 
美肌を目指すことは健康を維持すること(1)につづく)

(記:管理栄養士 石賀安枝